こんにちは。わたしは、軽くて丈夫な素材でバッグを作っています。
MYOG / ハンドメイドの記事をよく書いているのですが、作る過程を細かくお伝えすることで、お役に立てる & 楽しんでもらえるものになればと思っています。
ちょうどいいサイズの花瓶がない…
友人の結婚式に参加し、お花をいただいてきました。ただ、ちょうどよい大きさの花瓶がない。そこで、花瓶というか、〈お花を飾る袋〉を作ることにしました。
余っていたDCFとHDPEを合わせてポーチでも作ろうと思っていたのですが、せっかくのDCFの防水性を生かしたいと思って、そのままにしてありました。そこで、ピンと来て、ポータブルフラワーベースを作ることにしました。

軽量で折りたためるので、持ち運ぶことができます。
軽いので、安全ピンだけで壁にかけられます。壁がパッと明るくなりました。
DCFでULポータブルフラワーベースを作る

まず、材料はこちらのDCFとHDPEを縫いあわせたもの。真ん中のビニール袋みたいに見えるところがDCF[Dyneema Comosite Fabric]です。DCFは最近アウトドアシーンで注目を集めている、防水性、強靭性に優れた超軽量の生地です。
裏表で合わせて1ライン縫っただけです。DCFもHDPEもそれぞれほつれにくい素材なので、際を攻めています。

DCFの範囲に水を入れて使用しますが、心配な方はもう少し端から縫い代を取るのがいいですね。

DCFは薄く、折り目がつきやすいので、表に返してコバステッチで固定まではしていません。クセをつけてそのままにしています。
DCF同士をくっつけて、この一枚布を袋にしていきます。

DCF用の両面テープを使います。

ハサミでDCFの範囲を覆う長さ分を切り、丁寧に縁に片面をくっつけます。

両サイドともに両面テープの片面を貼り付けました。

このとき、無印良品のお掃除用のヘラが活躍。シールとDCFの間に気泡が残らないように、圧力をかけてヘラを滑らせてしっかり接着させます。

ゴシゴシすると、プチプチと空気が抜ける音がしました。台紙を剥ぐともう戻れないので、くっつけるイメージトレーニングをします。

DCFのボンディングのときは全集中くらい神経を使います。失敗すると、かなり後悔。高価なので…。イメトレ大事。

片方を剥がしました。そして、案の定、ズレました。

しかし、後には戻れません。戻ると糊がぐちゃぐちゃとなり、すごいムラができてしまうのです。
このまま、進めます。まだ、これはマシな方です。

しっかりと接着し、落ち着くように、またヘラで圧力をかけておきます。

そして、もう一方も接着を済ませました。
できれば1日程度このまま常温で放置して、接着を安定させる方がよいのですが、お花の命があるので、今回はもう次に進めます。
くるっとひっくり返すとこんな具合で、出来上がりが見えてきました。

意図せず、前後で若干HDPE部分の高さが差が出ました。これが、お花を生ける上ではお花の傾きになり、いい感じです。短い方が手前側にくるイメージです。

結果オーライ。

それでは、次に、HDPE部分を縫っていきます。指差している端から5 mmくらいのところです。

DCFには穴を開けたくないので、HDPEだけを縫います。

HDPEのギリギリところから縫い始めます。

これで、ひっくり返すとちゃんと袋になっているはずです。

さいごに、壁にかけるためのループを上部に付けます。

ループは12 mmのグログランテープを半分にして作りました。

クリップで真ん中にくるようにループを固定して縫い付けます。

細かい作業のときは目打ちが活躍します。

ラスト一縫いです。
実際に使ってみた

できました〜!ひっくり返します。

水を入れると、ちゃんと漏れは無しです。

よかった〜

25 mmの両面テープがちゃんと働いてくれています。

こうして無事にお花を生けることができました。そして、とっても軽く、くるくると小さく折りたためるので、使い終わったらどこにでもしまっておけます。旅先にも持っていけます。HDPEの帯が、やさしくお花を抱いてあげているようです。白が壁に馴染んでいて、大満足の仕上がりになりました。
使用した道具