Tシャツを作る 1/2

こんにちは。わたしは、軽くて丈夫な素材でUL(ウルトラライト、超軽量)バッグを作っています。

今回は服作りに挑戦です。Tシャツを作ります。
まずは、型紙作りと生地の切り出しです。

Tシャツを作りたいと思った

今回はTシャツ作りに挑戦です。MYOG(Make Your Own Gear)といえば、ポーチやバックパックをよく目にするのですが、「バックパック以外にも製作の幅を広げたい」「衣服は必ず必要なものだし、自分で作ることができたら素敵だ」と思い、YouTubeやネットで作り方を調べました。

Tシャツを作るために、麻40%、レーヨン60%の生地を購入しました。これは、わたしが持っているお気に入りの服のタグで見つけた生地の組成です。

出来上がったTシャツ。袖のところにタックが入っていて、ふんわりとした形です。

型紙を作る

最初に、型紙を作ります。車内用のマットレスをAmazonで購入した時の包装紙。たまたま手に入ったのですが、この包装紙が、防水機能もありそうなハリのある紙で、型紙としてとっても使いやすかったです。

最初はタイベックシートを型紙にしようかと思ったのですが、こちら1,100 円/m – 約150cm幅 くらいするので(メルカリだともっと安い。)、勿体無いと思い直して、包装紙を使用しました。

包装紙の上に自分の好きなTシャツを縦半分に折って乗せ、チャコペンで、線を引いていきます。

このように既製品を真似て作ることを「コピーメイド」と呼ぶそうで、これで商売をするとあまり良くないのかもしれませんが、個人の服作りにおいては、練習としても、とても良い方法だと思います。

縫い代を考慮して、縁から1.5 cmのところに線を引いていきます。(写真ではシャーペンを使っていますが、チャコペンが無難です。)

縁が線に沿ってハサミで切ります。これが表面側の型紙になります。続いて、背面側の型紙も作ります。

基本は、表面側と同じ形ですが、襟元が背面側の方が開きが浅いのと、裾が背面側の方が長いです。表面側と同じようにTシャツを当てて、線を引きます。

表面側の型紙を背面側に重ねてみると、
ズレています。これでオッケー。

残るパーツはあと1つ。袖です。

袖も同じようにTシャツを重ねて、縁から1.5 cmのところに線を引きます。

ボディの型紙もですが、左右対称な形なら半分に折って、ずぼらに一気にいっちゃいます。

表面と背面、あるいは左右でバランスを変えて、アシンメトリーだったり、動きのある形の演出ができると思いますが、それはまた今後…。

今回、型紙のパーツは3つでした。

型紙をもとに、生地を切り出し

次は実際に縫う生地を切り出していきます。

表面側ボディの型紙

生地の上に先ほど作った型紙を載せて、チャコペンで型紙通りに線を引きます。

背面側ボディの型紙で縁取った生地

生地を半分に折って、型紙を写します。

3パーツともです。切り抜く時に一気に切れて時短です。

チャコペンで線が引けたら、カットです。大きな生地を切り抜く時には、ロータリカッターが便利です。私はオルファの45 mmを使っています。細かい調整は難しいのですが、ザザザっと長い距離カットするときなど、力をかけずにスルッと切ることができます。

切り出して折り目を広げたらこんな感じ。

袖は左右2つ分です。

型紙作りと生地の切り出しが完了しました。これからは実際にミシンで縫っていく作業ですが、次回へ続きます。