こんにちは。わたしは、軽くて丈夫な素材でUL(ウルトラライト、超軽量)バッグを作っています。
今回は世界で一番軽い財布?を作ります。「世界でいちばん」なんて、パワーワードですね。
完成品
強靭でありながら超軽いダイニーマ素材を使用し、6g。
ハリのあるX-Pac生地で7g。
販売もしています
👉2.92 oz DCF minimal wallet
👉2.92 oz X-Pac minimal wallet
特徴
マネークリップを除いて、最もコンパクトでシンプルで軽いお財布だと思います。お札は3つ折りして入れます。ファスナーを開けるときの持ち手になるリボン、コードプルを省いて、シンプルを極めました。リボンとコードプルをつけるとこんな感じ。
リボンとコードプル付き。7g。
このサイズ感が絶妙だと思うのです。
材料
生地
X -Pac、2.92 oz DCF 、210D HDPE Gridstopなど
ジッパー&スライダー
#3で作っています
工程
生地を裁断したらファスナーを取り付けて残りの辺を縫って完成です。
ここでミシンのワンポイント。こんな感じで縫い始めに糸を奥にやると思いますがその糸を引っ張ってやると、糸のぐちゃぐちゃの発生率を0に近づけることができます。
ファスナーを短辺の両端に付けて、表も1ライン縫って強度を高めて、
あとは裏から残りの辺を縫って、裏返します。
完成
糸は生地に合わせた色を使いました。わたしはステッチは目立たせない方が色が少なくシンプルで好きです。
ジッパースライダーには、コードプルを付けると開け閉めが簡単になるので、お好みで。作り方はシンプルなのでMYOGの初めの一歩におすすめです。
カード、お札、小銭を包む最小容量の生地&パーツそのシンプルな機能が美しい。
ズボンのポケットにすっぽりおさまり、足を動かすとき邪魔になりません。
7ヶ月間ほぼ毎日わたしのポケットの中にいたお財布はこんな具合になりました。
ダイニーマ生地は革製品のように使っていくとシワが増え、しなやかさを増します。
愛着も増します。
まだまだ使えますが、これからはX-Pac生地で作ったお財布を実用していき、また変化を観察していこうと思います。
一番軽い?作って使ってみよう!
「世界最軽量」「財布」でググると14g、30gのお財布が出てて、わたし調べではおそらく6gが最軽量。”世界一”にこだわりはないですが「6gの財布がこの世にあるんだ」というワクワクだったり、新しい概念をシェアできたらうれしいです。
あなたも一緒にLet’s make your own gear !!